2001年の流行と流行語

2001年の流行語は、年間大賞に小泉純一郎さんが選ばれました。
その言葉が、米百俵、聖域なき改革、恐れず怯まず捉われず、骨太の方針、ワイドショー内閣、改革の「痛み」です。
たくさんの説得力あるキャッチフレーズで、01年最多の流行語生みの親になりました。
トップテン入賞に選ばれた流行語は、「明日があるさ」e−ポリティックス、狂牛病、塩爺、ショー・ザ・フラッグ、生物兵器、抵抗勢力、ドメスティック・バイオレンス、ブロードバンド「ヤだねったら、ヤだね」などが選ばれました。この時代の流行語は難しい言葉が多かったように思います。
流行語、語録賞に選ばれた言葉は、「人間て、なかなか死なないもんだ」「ファンの皆さま本当に日本一、おめでとうございます」でした。「人間て、なかなか死なないもんだ」は、長崎県沖で行方がわからなくなったのは繁栄丸の船長、武智三繁さんの言葉です。
約1カ月後に無事救助され、陸に上がって話した感想の言葉でした。漂流1カ月後の生還に日本中が驚きました。

ファイナルアンサーの言葉も、2001年に流行しましたね。

ファッションでは、2000年に引き続き、つっかけ型のサンダルが大流行します。
柄タイツやストッキングは、片方ずつ買えるタイプが発売され、柄の組み合わせを楽しむはき方も話題となりました。
他に、ホールターネック、シャツスタイル、80年代スタイル、脚長パンツ、股上が浅いローラライズ・ジーンズ、長さが2m以上のニットのロングマフラー、キャスケット帽子などが流行しました。
この中で現在あまり見なくなったのは、片方ずつ買えるストッキングですね。

■2001年に起きた主な出来事
雅子さま女児出産 「敬宮愛子」さまと命名。
小泉内閣発足。
国内で初の狂牛病を確認。
女子マラソンで高橋尚子選手が世界最高記録樹立。
大阪池田小に刃物男が乱入。
イチロー、米大リーグで大活躍。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンオープン。
札幌ドームがオープン。
埼玉スタジアムオープン。
東京ディズニーシーがオープン。

映画界では、A.I、パール・ハーバー、ジュラシック・パーク3、ダイナソー、千と千尋の神隠し、バトル・ロワイヤルなどが話題になりました。音楽界では、浜崎あゆみがヒット曲を連発し、w−inds.CHEMISTRY、桑田佳祐、ポルノグラフィティ、宇多田ヒカルなどが注目されました。

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